うがい薬だけで治る？冬の喉風邪とお口の環境の関係

冬になると、喉の痛みや声のかすれなど “喉風邪” の症状が増えてきます。

市販のうがい薬で対応する方も多いですが、うがい薬だけで治るわけではありません。

■ 喉のトラブルとうがい薬の位置づけ

うがい薬は「炎症を抑える」「菌を減らす」などのサポートにはなりますが、

以下の症状は うがいだけでは改善しない ことが多いです。

強い痛みが続く

飲み込みにくい

熱がある

咳が長引く

うがい薬はあくまで補助として考えるのが安全です。

■ 実は口の中の乾燥も原因になる

冬は湿度が下がり、口の中が乾燥しやすくなります。

乾燥すると、唾液の働きが弱まり、菌が増えやすくなるため

喉の炎症・口内炎・口臭 の原因にもなります。

特に以下の習慣があると症状が悪化しやすくなります。

マスクを外す時間が長い

口呼吸になりやすい

水分摂取が少ない

寝ている間のいびき・口開き

■ 予防のポイント

喉と口はつながっているため、両方をケアすることが大切です。

こまめな水分補給

うがい

部屋の加湿

唾液を出すための軽い咀嚼やマッサージ

就寝中の口呼吸がある場合は歯科で相談

■ 気になる症状があれば早めにご相談を

喉の痛みが長引く、口が乾燥して不快、口呼吸が気になるなど、

気になる症状がある場合は一度チェックを受けると安心です。