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なぜ歯医者によって「虫歯」治療方法が違うの? ―「治療」なのか「経過観察(様子見)」か―
患者さんから時々こんな言葉をいただきます。
「前の歯医者では様子見と言われました」
「この歯は治療した方がいいと言われたのですが。」
歯科医院によって判断が違うと、不安になると思います。
しかし実は、虫歯の治療判断が歯科医師によって多少異なることは珍しくありません。
虫歯は必ずすぐ削るものではない
昔は「虫歯は早く削るべき」という考え方が一般的でした。
しかし現在では研究が進み、初期の虫歯は進行しないこともあることが分かってきています。
そのため、
・初期の虫歯
・進行が遅い虫歯
・セルフケアが良好な場合
などは、すぐに削らず経過観察をすることもあります。
判断にはさらにいくつもの要素があります
虫歯の治療判断は、単に「虫歯があるか」だけでは決まりません。
例えば次のような点も考慮します。
・虫歯の進行度
・虫歯の活動性
・これまでや現在の虫歯の多さ
・歯みがきの状態
・甘いものの摂取頻度
・唾液量
・年齢
等、お口の環境全体を見て判断する必要があります。
従って歯科医師の判断によって
「早めに治療する」
「なるべく削らず管理する」
など、治療介入のタイミングが多少異なることもあります。
どちらも間違いとは限らず、それぞれの考え方に基づいた判断である場合が多いのです。
歯は一度削ると元には戻りません。
そのため現在の歯科医療では、できるだけ歯を残す治療が重視されてきています。
当院では、虫歯の状態を画像とともに説明し、「治療」をするのか、「経過観察」をするのかしっかりと説明をすることを大切にしております。
気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。




